Interview

人生100年時代の今、すべての人に健康と幸せを届ける。そんなクルルの「理念経営」を応援したい

[インタビュイー] ソウルドアウト株式会社 様

ソウルドアウト株式会社 代表取締役会長CGO

荻原 猛 様

インタビュー

1.自己紹介をお願いします

中小・ベンチャー企業を支援するソウルドアウト社のCGO

——自己紹介をお願いいたします。

荻原

ソウルドアウト株式会社で代表取締役会長CGOを務めております荻原と申します。事業内容は日本全国の中小・ベンチャー企業の皆さまへデジタルマーケティングの支援をしています。

——中小・ベンチャー企業にターゲットを絞っているのはなぜですか?

荻原

中小・ベンチャー企業こそが日本の経済と雇用を支え、発展を実現してくれる存在だと考えているためです。そして中小・ベンチャー企業の中には素晴らしい製品やサービスを有しているのにもかかわらず、適切な売上を確保できていない企業が少なからず存在します。

私たちはこれまでに培ってきたデジタルマーケティングのノウハウを活用して、こうした状況を変えていきたい。中小・ベンチャー企業の経営者と覚悟をともにし、挑戦に寄り添いたい。そんな風に本気で考えています。

2.クルルとの関係性を教えてください

ともにビジネスの世界を駆け抜けてきた戦友

——クルルと荻原さんの関係性について教えてください

荻原

クルルの代表である山田さんは、前職の同僚です。ビジネスを共にしてきた戦友です。はじめて出会ったのは、私が前職の株式会社オプトで執行役員を務めていたとき。当時の山田さんは、社内で頭角を現しつつある若手有望株でした。特に印象に残っているのはその構想力です。誰かのちょっとしたアイデアを「だったらこうしませんか?」と膨らませるのが上手いんですよ。同時に、その提案を具現化する実行力も持ち合わせていた。優れたビジネスセンスを秘めていることは誰の目にも明らかでしたね。

——そうなんですね! 若手の頃から知ってくださってるんですね。

荻原

そうですね。曲がったことが大嫌いで、物事の筋をきちんと通す性格も、部下の面倒見がいいところも当時から変わりません。そのため、すぐ彼は役職に就き、マネジメントとしても大いに活躍していました。

その後、私は独立してソウルドアウトを立ち上げたのでオプトを離れてしまったのですが、数年後に山田さんもソウルドアウトにジョインしてくれることになって。彼には新しいプロダクトの開発を担当してもらったほか、右腕のようなポジションで随分と力を貸してもらいましたね。

——経営者として、山田が荻原さんから影響を受けた部分もありそうですね。

荻原

どうでしょう。それは本人に聞いてみないとわかりません。けれどもソウルドアウトが「中小・ベンチャー企業が咲き誇る国へ」というミッションを掲げて、企業として成長する様子を一番間近で見ていた人間のひとりが山田さんであることは間違いないでしょう。事業も組織も理念に基づいて形作っていく、いわゆる「理念経営」の重要性は、彼も肌で感じたのではないでしょうか。

3.クルルの社風・特徴は?

「理念経営」という新時代の経営スタイル

——先ほど荻原さんが仰ったように、クルルでも「すべての人に“こころと身体を動かす”運動習慣を」という理念に則って、あらゆる意志決定を行っています。

荻原

素晴らしいことだと思います。理念に基づいて事業を展開する、その経営スタイルをまずは応援したいですね。企業活動というと、どうしても利益を上げることに目が向きがちです。でも私は、人が人を助けるために生まれてきたように、「法人」である企業も誰かを助けること、誰かの役に立つことを大切にしていくべきだと考えています。それは企業の存在意義にも直結しています。

会社を車に例えるなら、「利益」はガソリン、「理念」は目的地でしょうか。ガソリンがなければどこにも行けないことは事実ですが、目的地がないのならば、そもそも車に乗る必要がありませんよね。だからこそ、いかに理念という目的地を明確に言語化していくかが、これからの経営者には求められるのだと思います。それを実践しているクルルの取り組みには、非常に強く共感しますね。やっぱり大切なのは理念ですよ。山田さんもそれを芯から理解しているのだと思います。

——「すべての人に“こころと身体を動かす”運動習慣を」という理念の中身については、どのように感じますか?

荻原

とてもいい着眼点だと思います。これからは人生100年時代。だからこそ「健康寿命をいかに延ばすか」は大きな社会課題です。そこに対して「運動」という切り口でアプローチしていくのは、有効な打ち手だと思います。

——ありがとうございます! ちなみに荻原さんご自身は運動は?

荻原

しないとダメだなあ、と痛感しています。今まではずっと「健康優良児」としてやってこれていたのですが、それが40代になってから、急に疲れが抜けなくなってしまって。これはいかん、と思って知人に相談したら「もっと筋肉をつけなさい」と。それで慌ててジムに通うようになりました。

ジムって始めてみると面白いですよね。「自分の身体ってこんな風に動いてたんだ!」という素朴な発見がありました。おかげで筋肉量もだいぶ増えましたし、脂肪量も減らすことができました。自然と食事をする際筋肉に良さそうな食材を選ぶなど、食べるものに気を遣うようになったのもジム通いの思わぬ効果ですね。

——まさに「“こころと身体を動かす”運動習慣」を実践されているのですね!

荻原

手遅れになる前に運動の大切さに気づけて良かったです(笑)。振り返ってみれば、自分の身体に「投資」するのはこれが初めて。忙しい毎日でも「あれだけ鍛えてるんだから、これくらいの忙しさに負けるわけがない」と、今まで以上に自分に自信が持てるようになりました。それもただの思い込みではなく、練習に裏打ちされた自信ですからね。経営者にジム好きが多い理由も、ようやくわかった気がします。やっぱり自分に自信がないと、的確な経営判断はできません。

——弊社では「メンバーとの約束」として、「社会から尊敬される人材となる場所をともに創っていくこと」を掲げています。こちらについてはいかがですか?

荻原

的を射た良い理念だと思います。きっと皆さん実感されていると思うのですが、今、「幸せ」という価値観が大きく変化していますよね。お金やモノではなく、もっと本当の意味での幸福を一人ひとりが追求するようになってきました。個人の幸せに「仕事」というのは欠かせない要素のひとつです。人は社会に貢献することに喜びを感じる生き物ですからね。「そういう働き方を実践する場所を提供する」と明確に約束することは、従業員のモチベーション向上にもつながるはずです。

4. これからクルルに期待することは?

誰もが健康で幸せに生きられる社会の実現を

——今後私たちがさらに成長していくために、何が必要でしょうか?

荻原

「やりたいこと」の言語化を、さらに推し進めてほしいですね。言語化というのは諸刃の剣で、応援してくれる人が増える一方で、「そんなことになんの意味があるんですか?」と批判されることも増えるはずです。けれどそこで踏みとどまらず、さらに一歩踏み込んでほしい。すでに理念という基本はできているのだから、必要なのはあとすこしの勇気だけ。ぜひ恐れずに突き進んでください。

もちろん「想い」だけですべてが上手くいくほど、ビジネスの世界は甘くはありません。だから、最初から理念を完璧に実現できなくてもいいんですよ。例えばターゲットにしても、まずは誰にアプローチしたいのか、きちんと優先順位をつけて一歩ずつ進んでいくことが、結果的には一番の近道になると思います。

——心強いアドバイスありがとうございます!

荻原

御社のミッションはユニークですし、代表の山田さんは周囲を巻き込んでいくのがとても上手い。きっとこれから御社の事業をサポートしてくれるような味方も次々にあらわれてくるはずです。そうしたサポーターの力も活用しながら、ブレずに理念経営を続けていけば、きっと大きな成長を果たせるはずです。ミッションも必ず実現できます。運動を通じて健康寿命を伸ばし、誰もが幸せになれる。御社の事業がそんな未来を創りだしてくれると信じています。

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